石川の香箱カニ
「魚の譜」をご覧くださり、お声がけくださったというご縁の小松水産・勘田さまから今年も香箱カニをいただきました。解禁後まもない石川県の香箱カニ、最高の条件です。
内子がぎっしり。カニが面白いのは、「はらわた」の整理が全然ついていないこと。甲羅をはがしてほじくっていくと、目のすぐ下まで内子が入り込んでいます。人間だと胃はここ、腸はここ、卵巣は、精巣は…と場所が決まっていますが、香箱カニの場合は甲羅の下のスペースの空いたところにとりあえず内子を押し込んでみた、という感じです。
だから食べるのにも時間がかかる。昨日は3ハイをたっぷり1時間ほどかけていただきました。最高においしい!!!
同梱していただいたかぶら寿し。これがまたうまい、本当にうまい。超おいしいお漬け物の間に〆ブリが挟まっているのだから、おいしくないわけがないですね。
さらに、栗むし羊羹。栗の栗感がすごい。
シーズンに入って香箱カニを食べるなら、小松水産さんです。