サステナブル・シーフード・ウィーク2021
まもなく終了する「サステナブル・シーフード・ウィーク2021」にイラスト提供させていただいています(10/31まで)。
キャンペーンのプレゼント賞品のオリジナルQUOカードに使用されているギンザケとビンナガです。
キャンペーンツイート(MSC版)
キャンペーンツイート(ASC版)
(両方ご応募いただくと当選確率は倍になります!)
ここ数年、「記録的な不漁」の報道を頻繁に目にするようになったと感じます。
サンマやウナギのように季節ごとに世間の耳目を集めるものだけでなく、サケやスルメイカなどさまざまな魚種において漁獲量が減少しているようです。
今後原因がどう解明されるにしても、資源管理や環境問題への取り組みが必要なのは間違いありません。
また養殖業については最近「養殖〇〇は危ない」というような声がSNSで盛り上がるのを目にしました。
私はその信憑性には興味がないのですが(均質ではありえない「養殖〇〇」というものを一括りに論ずる言葉が真実に見えるとしたら少し要注意だと思います)、消費者が直接目にすることのない養殖の現場について、より知りたいという気持ちはごく自然なものです。
そういった水産業の課題に対し、消費者を分かりやすく導いてくれるのがMSCラベル・ASCラベルです。
●MSC「海のエコラベル」
(天然の水産物が対象)
水産資源と環境に配慮した漁業で獲られたものであることを示す
→MSC「海のエコラベル」とは
●ASCラベル
(養殖の水産物が対象)
環境と社会への影響を最小限に抑えて育てられたものであることを示す
→ASC認証について
「また不漁って言ってる、大丈夫かな」と気になったならば、お買い物の際にMSCラベルが付いたものを選んでみるのが小さくとも着実な一歩です。
また同様に、養殖の実態が伝わってこない不安があるならば、ASCラベルを選ぶのがひとつの答えになります。
先日、買い物に出たときにラベルを探してみました。
ブルーとエメラルドグリーンがよく目立ちます。探すことそれ自体が楽しく、いつもはあまり買わないレンジ調理のパックなどをいくつか買ってみました。
「MSCだから、ASCだからよりおいしい」というものではないかもしれませんが、買い物のときに「意図してこれを選んだ」という要素が多いものほど、食事のときに考えることや感じることは間違いなく多くなります。少なくとも私は食べるのが楽しみだったし、実際に楽しみながら食べました。
みなさんもぜひいつものスーパーや商店で探してみてください。