京都水族館さまの年賀シマイセエビ
京都水族館さまの年賀状用に、シマイセエビを描きました。
年賀状だけでなく、館内ポスターやFacebookページのカバーにもお使いいただき、嬉しい限りです。
甲殻類でもこういった「透明感のまったくないもの」は、描き慣れた魚たちとあまりにも違うため実は苦手意識がありました。ちょうど一年ほど前に担当させていただいた『カニのつぶやき』(小菅丈治著、岩波書店)の表紙・口絵画で随分苦労したからです。
が、今回はその経験と、その制作過程で小菅さんからいただいた「カニは足をぐっと踏んばっているように力強く描いてください」というフィードバックがとても活きました。確かに、今回のイラストのモデルになったすみだ水族館のシマイセエビは、水槽の隅に陣取って太い足を逞しく踏んばっていました。
小菅さんのそのコメントを思い出しながら、苦しむことなく、楽しんで描いた一枚です。
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