ハタハタの塩ゆで


少し遅めの時間帯のスーパーはいろんな魚が安くなっていて楽しい。近ごろ近所のスーパー「ライフ」でよく見かけるのはヤナギノマイ。「柳の舞」なんてラベルが貼ってある。こんなマイナーな魚、どうしたんだろうと思う。

今日はハタハタさんが半額になっていた。とても好きな魚なんだけど、一夜干しとか唐揚げとかしょっつる鍋以外にはどうやって食べるのかしらと思いつつ、どうせどうやったってうまいんだと思って買ってきた。

ハタハタ

安い。ポカリスエットの500mlペットより安い

ずいぶん下あごの方が長い受け口。異常に幅広い胸びれ。何だか小さな黒目。

ハタハタの顔

ハタハタの胸びれ

ハタハタの背びれ

ハタハタの尻びれ

独特の外見で、あまり近い雰囲気の魚が思い当たらない。

お腹を開くと、2尾からは卵(ぶりこ)が、もう2尾からは白子が出てきた。

ハタハタのぶりこと白子

これはちょっと閲覧注意かも

ネットであれこれ見てみると「塩ゆで」が美味しそうだったので、4尾を並べてぶりこと白子も添えて、軽く塩を振ってお酒と水で一煮立ち。

ハタハタの塩ゆで準備

鍋はもちろんティファール。会社仕事の大事なお客様です

ハタハタの塩ゆでのできあがり

うまくゆであがりました

ハタハタの塩ゆで

器にうつします

この出汁がめちゃくちゃうまい!!

ぶりこは想像以上に弾力があってゴムゴムしいけど、噛めば噛むほど味が出る感じ。白子は癖のない白子らしい濃厚さで、これも美味しかった。

そして何より、ハタハタはやっぱりこの脂ののったボロンと身離れのよい白身。

ハタハタ塩ゆで

おいしかったー!!

 

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